アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

4月26日チェルノブイリデーの「東電前アクション」

 本紙でたびたび取り上げてきた「東電前アクション」だが、チェルノブイリ原発事故から25年経った4月26日、東京電力本社前に300?400人が集まった(写真は東電本社)。
チェルノブイリ事故が発生した当時、このような事故はソ連だから起きたことで、何重にも安全対策を施した日本の原発は絶対事故を起こさない、と言われたものだった。今やフクシマはチェルノブイリと並ぶ最悪の原発事故となってしまった。
集まった老若男女はローソクを手に、「今度こそ、もう絶対に繰り返したくない」「原発の廃止を約束せよ」と口々にアピールをおこなった。この日は福島の住民に対する要望をしっかりすべきだ、という主張が目立った。「福島の子供たちを閉じ込めるのはおかしい。基準値を撤回すべきだ!」「東電は福島のコメを率先して買え!」「風評被害で苦しむ農家の農産物を全部買い取れ!」といった内容だ。
実は同日の昼、放射能被害を受けている福島の農民150人が、野菜や牛乳、さらには車に牛を乗せ、東電本社に殺到していた。「東電は俺げの田んぼ汚した、許さねえ」と書いたムシロ旗を林立させ、抗議していたのだ。

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