アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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社外調査委員会が解明中――「TLホールディングス」疑惑の真相

 本紙で2度に渡って取り上げている、新ジャスダック上場のIT系企業「TLホールディングス」(東京都文京区。冒頭写真は入居ビル)のこの疑惑、新たな関係者の証言を得るなどした結果、その全貌が見えて来たので、再度、報告しておく。
なお、現在調査を行っている社外調査委員会は、予定通り、この1月末には報告を行う模様だ。
結論を先に言えば、前社名のターボリナックスを創業した矢野広一氏が、会社分割をするなどし、経営権を手放した(代表を辞任したのは昨年6月)ことが事の発端のようだ。
前社名通り、矢野氏はLinuxのOSパッケージ販売を目指したが、ライバルには世界最大手のソフトウェア会社・マイクロソフトのWindowsがあり、同社は赤字続き。そのため見切りを付けたのだという。

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