アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

元大リーガー有名プロ野球選手のタニマチは、貧困ビジネス界のドン

 一般には知られていないが、NPO法人「エス・エス・エス」(SSS。東京都台東区)の創立者で元代表の佐藤信一氏といえば、知る人ぞ知る“貧困ビジネス界のドン”だ。
貧困ビジネスの手口は、ホームレスに声を掛け、生活保護を申請させ、劣悪な住居に住まわせ、月約12万円の生活保護費のほとんどを住居費や食事代といった必要経費名目で掠め取る(その場合、施設運営者が代理徴収できる)というもの。(冒頭写真=SSS運営施設の一つ)
ただし、SSSの場合、いちおう法定要件を満たしているし、SSSの施設にお世話になり社会復帰を果たした元ホームレスをおり、同施設を紹介する自治体もあるほどだ。もっとも、11年9月、東京都国分寺市の施設長が業務上横領で逮捕されたり、昨年6月、千葉県八千代市の施設に入っていた男性4名が生活保護費を搾取されたとして慰謝料を求めて千葉地裁に提訴するなど、その実態が次第に明らかになって来つつある。
そのSSSは貧困ビジネス界の最大手で、首都圏で収容者数は約9000名、売上高は約46億円(11年度)。
そして、現在は一役員にも就いていないが、実質、いまもSSSを牛耳っているといわれるのが佐藤氏。
その佐藤氏が、元大リーガーで、現在も現役のプロ野球選球のタニマチでは、という情報が入って来たので報告する。(上写真=SSS以外の悪徳施設の室内の様子)

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