アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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警備業ダントツ首位「セコム」の“問題商法”

 2位の「綜合警備保障」と比べても、年間売上高は倍以上の約6600億円(総合は約2800億円)と、警備業界にあってダントツの首位を誇る「セコム」(東京都渋谷区。冒頭写真は本社ビルと飯田亮最高顧問)。
いまや業務内容は警備業に止まらず、防犯・防災用品販売から病院経営や医療システム、情報セキュリティ分野全般のコンサルティングと幅広い。また、日本初の民営刑務所の経営にも関わっている。
そのセコムの警備業、なかでも「セコム、してますか?」の長島茂雄氏のTVCM(下写真)で一躍知名度を上げた家庭用警備システム(セコムホームセキュリティー)に関し、顧客から“問題商法”ではないかと苦情の声が出ている。
 一度、契約したら、なかなか契約を解消できない商法を取っているというのだ。どういうことか?
いうまでもなく、セコムといえば、いち早く機械警備を導入したことで知られ、それが業界首位になった最大要因といわれる。
中堅不動産会社社長で、都内に豪邸を構えるAサンが、自宅警備のためにセコムと契約したのは05年10月のことだった。
この時は自宅内に不審者が侵入した際にセコムの警備員が駆けつける汎用性のある一般システムのみ頼み、料金は月額1万5000円だった。

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