アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>埼玉県が解散命令ーーなぜ、社会福祉法人「翌檜会」は抹殺されようとしているのか(連載第3回)

この連載1回目で、埼玉県(上田清司知事)が、何が何でも知的障害者施設「啓朋学園」(冒頭右写真)などを運営していた社会福祉法人「翌檜会」(本部・埼玉県鴻巣市)を潰そうとしている動きを紹介した。(冒頭左写真=県の「解散命令」書面)
そして第2回目ではその理由として、そもそもは翌檜会はいったんは埼玉県が選定した県社会福祉事業団OBを学園施設長として受け入れたものの、自らの給与の水増しという不正行為を行ったためそのOBを解任したことが契機になっているとの見方を伝えた。
だが、解任には正当な理由がある。それだけのことで、いくら何でもここまでやるものか!?
実はここに来て、興味深い事実が判明している。
本紙は一枚の写真を入手した(以下に転載)。
連載2回目で紹介した、翌檜会を食った事件屋・市田康介氏(現在、所在不明)と、県による解散命令の理由とされた寄付金の使途の解明への協力を拒んだ「親の会」副会長のD氏が一緒に写ったもの。
もし、県側と、翌檜会の受け皿になる「ルピナス会」、それにこのD氏が水面下でタッグを組んでいるのだとしたら、県のいうことを聞かない翌檜会を単に潰すだけでなく、市田氏の犯罪は完全に葬ることができる上、彼らの“利権”にもなり得るのだ。これは単に“見せしめ”とできるだけでなく美味しい。

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