アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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神奈川県警川崎署の違法取り調べ疑惑ーー釈放に

 本紙が追及していた、神奈川県警川崎署(冒頭右写真)における元妻(元夫が告訴)の違法取り調べ疑惑だが、23日の勾留期限一杯で釈放されたことがわかった。
代理人弁護士によれば、「処分保留と言われた」という。処分保留は、犯罪の疑いが薄いと判断して起訴を見送る「嫌疑不十分」といった不起訴処分と違って起訴される可能性は残されているが、実務上、処分保留で釈放後に起訴されるケースは余りない。同弁護士は「実態は嫌疑不十分。起訴にはならない」と見る。
そして、医師の指示もありながら警察が投与を許さなかったため、持病が悪化し、釈放=即、入院となり、元妻の体調がひじょうに心配だとも明かしてくれた。
警察の違法取り調べ疑惑といえば、最近、「毎日」がスクープした埼玉県警の深谷市議の選挙違反事件を巡る取り調べもそうだ。
この件も処分保留で釈放され、その後、「起訴猶予」となっている(冒頭左写真=「毎日」6月23日記事)。

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