7月4日公示、21日投票が有力な参議院選挙だが、その自民党の有力候補に、詐欺事件に関与かという、とんでもない疑惑がここに来て急浮上している。
事件の概要はこういうことだ。
被害者B氏は昨年9月、A社の仲介で、6階建てビルを9000万円で購入した。
B氏が購入するに至ったのは、A社は単に物件売買を仲介しただけでなく、同ビルを介護サービス付き高齢者向け住宅に改装すれば十分リターンがあるとして、ビル購入と改装費の融資元として地元の農協、それに改装後に賃借する東京の大手介護業者まで紹介。さらに、これら計画が滞った場合、A社はB氏の購入価格でビルを買い戻すとする「約定書」まで書いたからだった。
(冒頭写真=被害者代理人が、自民党有力参院候補らに出した「通告書」。今年4月30日のことだが、何ら返事は無いという)