アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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入手ーーこれが「山口組新報」創刊号

月に1度、山口組本部(神戸市)で開催されている7月5日の山口組定例会の終了後、出席した全直系組長(一部代理)に、7月1日付の機関紙「山口組新法」(タブロイド判8頁)の創刊号が配られていたことがわかった。
ヤクザの機関紙など前代未聞のことと思いきや、実は山口組3代目田岡一雄組長の時代にも、1971年7月から11号、「山口組時報」という名で発行されたことがあるという。
当時は当局による第一次頂上作戦の直後。
同作戦により、他の組織では本体そのものが解散するところもあるなか、山口組は多くの直系組織が解散したものの本体は維持した。だが、大打撃を被ったことは違いなく、そこから立て直しを図るなかで出された。今回も、状況こそ異なれ、暴力団対策法と暴力団排除条例の強化でヤクザは人権までないといわれる状況のなか、ヤクザの歴史上、最も困難な時期下での発行という共通点があるようだ。
1面(冒頭写真)は山口組綱領、今年度の指針、それに司忍6代目組長の「巻頭の辞」が載っている(*ネタ元との関係上、『山口組新報』のコピー等一切お断りします。以下、一部紙面掲載)。

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