ジャスダック上場の機械関連会社「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業。本社・横浜市鶴見区)といえば、本紙でも何度も取り上げているように、何かと問題多い上場企業だが、今度は次々と元関連会社から訴訟提起されような情勢であることが判明したので報告しておこう。
すでに4月24日、NFK自身、広報しているように、「対玄漁業」(長崎県対馬市。写真=同社の養殖漁場)から昨年12月5日、提起されている。資金提供義務の債務不履行を理由に、損害賠償請求額は9億1200万円。
そして続けて、元関連会社「ファーネスト」(大阪市福島区)も訴訟準備だという。
「理由は、大幅な赤字を理由にファーネストはNFKから連結を外されました(子会社でなくなった)が、その大幅赤字になったプロジェクトは、そもそも親会社だったNFKが承認したもので、しかもNFKの保証で銀行融資を受けてのことなんです。