第1報を 10月1日に報じたように、みずほ銀行の「反社」との関わりは今回の「オリエントコーポレーション」を通じた自動車ローンに止まらないようだ。
10月4日、みずほ銀行は今回の自動車ローン問題が発覚してから初めて日銀で記者会見を開催。
岡部俊胤副頭取(冒頭写真)が冒頭陳謝し、近く第三者委員会を立ち上げることを明らかにした。また、先月27日に金融庁から業務改善命令を受けたが、今月28日までに業務改善計画をまとめ金融庁に提出するとしている。
しかし、本紙が得た情報によれば、それまでに別件が広く発覚する可能性もあり、そうなればみずほ銀行の業務改善計画提出で事を納めようという目論みは困難になる可能性もある。
別件については、前回も述べたが、何しろ被害者が、当時の塚本隆史頭取(現会長)宛に配達証明郵便で「直訴状」を送っている事実は大きい。
今回の自動車ローンの件は、副頭取までで、頭取にまで問題融資は報告されていなかったとされるのとはわけが違うのだ。
しかも、その直訴状には、以下のように「反社」との関係がハッキリ述べられているのだ。