アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

社名の表示もなし――詐欺疑惑会社「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」オーナーを守る大物ブローカー(?)

 合併により解散する予定(ただし、その後合併は中止になったとの情報も)の件を2度に渡り先に報じたため間が空いてしまったが、2月9日、2月15日と報じたように、中村浩一郎氏(44。冒頭写真)率いる詐欺疑惑会社「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」(鹿児島市金生町)は、最近も大学教授から3500万円借りて一銭も返済しないことでおわかりのように、新たな被害者が出ている。
 上に掲げたのはその3500万円の債務の一部、20000万円の金銭借用書であり、これからも中村氏は借金を重ねているのは疑いようがない。
しかも大学教授は、中村氏だけでなく、事件屋連中10名以上に総額1億7000万円も貸し付けることとなり、その全てが焦げ付いていることは2月15日記事で報じたが、そこにはこんなカラクリがあったようだ。
実はこれら借り手の事件屋の何人かは、大学教授はある大物ブローカーの紹介で会っている。
そのブローカーとは、かつて“危ない上場企業”が増資する際、増資引受先とヤクザ側との資金仲介役で度々名がとりざたされ、その世界では知らぬ者はいないといってもいい御仁。しかも、いま警視庁組対が捜査をしている電通子会社のLDE詐欺事件の絡みでも登場する。

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