この連載第1回目では、東証1部、自動車照明首位の「小糸製作所」(7276。東京都港区=冒頭左写真は本社ビル)ともあろうものが、否、だからこそ逆にその優越的地位でもって、「アムクルー」(静岡市。松永英人社長)という零細企業のカー関連LED特許を騙取したとされる概要を述べた。
第2回目の今回は、加えて、小糸側の窓口責任者だった新事業推進部部長が、うちと取引すればカー関連以外でも3年で350億円(証拠のメールあり)、カー関連なら約3000億円市場の2?3割は押さえたい(こちらは口頭で。ただし複数の証人あり)などと松永社長の前にニンジンをぶら下げ、自身の個人的な家族旅行や、クラブでの飲食代、さらに女性の“お持ち帰り”代まで松永社長に支払わせていた事実をスッパ抜く。
本紙の常識からすればなおさら理不尽としか思えないのだが、まさかそんなに小糸は偉く、そして許される行為とでも思っているのだろうか? もっとも、小糸は取材拒否なのでコメントさえもらえなかった。
(右写真=以下で解説の台湾視察の際のショット)
(*本紙では小糸についての同様ないし不正などの情報を求めます。[email protected]またはfax03-3203-3018へ)