アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

暴力団系ファンド詐欺疑惑会社の広告塔に、またあの有名タレント

 本紙はこの11月7日、「『井上工業』架空増資関連で登場していた有名タレント」なるタイトル記事を報じている。
いまも警視庁組織犯罪対策3課が捜査を続けている、かつて東証2部に上場し中堅ゼネコンだった「井上工業」を舞台にした事件。架空増資容疑ですでに逮捕、起訴もされているが、年明けには、その株の一部を換金した山口組の最大組織「弘道会」(名古屋市)の関係者を逮捕する第2弾があるとも見られている。そして、本紙既報のように、井上工業に群がった悪徳ブローカーと弘道会関係者を繋いだ者として、ある有名タレントの名前が出ている。
その有名タレントを仮にSとしておこう。
そのS、弘道会の№2と共に逮捕された佐藤義徳被告が深く制作に関わり、弘道会をモデルにしたシリーズのやくざものVシネマ(冒頭写真はその4部作)に俳優として登場もしている これはとても偶然とは思えないと思っていたら、今度はその同じ俳優Sの名前が、いま、ちょうど投資を募っている、暴力団系ファンド詐欺疑惑会社の広告塔になっている事実も出て来た。しかも、このケース、単にその会社のCM役を務めているに止まらない。Sは、投資対象のあるフランチャイズ店舗向けファンドの企画にも深く関わっているようなのだ。

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