アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「神の水」購入ーー安倍首相、“教祖”の死去後も繋がっていた「慧光塾」人脈

 1月17日付の「日刊ゲンダイ」が実に興味深い記事を載せている(=冒頭写真)。
近年の安倍晋三首相の資金管理団体「晋和会」の収支報告を洗ってみたら、「光ジャパン」(東京都港区)なる会社がネット販売している「神の水」を10年度、何度も事務所費で購入していたことがわかったというのだ。
本紙がかつて何回にも渡り詳細をレポートしているように、安倍首相はいまや一国の首相であるにも拘わらず、「慧光塾」(えこうじゅく)なるコンサルタント会社を率いていた神がかり的な光永仁義氏なる者を信奉していた。
何しろ、この光永氏、故・二子山親方に“心霊治療”を施したかと思えば、北朝鮮のテポドンにつき、「飛んで来ても、東京湾に住む龍神様が風を吹かせて日本から進路を逸らせてくれる」などとのたまい、しかも安倍首相はこの“教祖”のパワーで「北朝鮮を負かしていただいきたい」などと述べていたのだ。
いくら関係者の席での発言とはいえ、こんな人物が首相で大丈夫? と思うのは本紙だけではあるまい。
もっとも、その光永氏は05年7月に急死(享年59歳)。その後、安倍首相と「慧光塾」人脈との繋がりは不明だった。
ところが、冒頭のように「日刊ゲンダイ」がその後も両者の関係が続いていたことを指摘してくれたのだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧