本紙が今年1月7日に報じたこの件、追加情報をお伝えする。
「浜松医科大学」(静岡県浜松市)の50代の教授は、昨年7月、中村達学長(冒頭写真)に長年に渡りパワハラを受けた結果、不眠症及びPTSD(心的外傷後ストレス障害)になったとして労災申請したところ、浜松労働基準局は1月7日付でこれを認定した。
しかしながら、この教授は、それでも大学側はこの事実を認めないとして提訴の意向だった。
実際、大学側はこの間も何ら対応をしないことから、いよいよ近々に提訴する模様だ。
なお、労災認定の件は1月28日、地元の「静岡新聞」が報じている。
国立大学の学長からの労災認定が認められるのは、前代未聞といっていいだろう。