アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

トラブル発覚後、HPから削除ーー疑惑探偵事務所に天下っていた警視庁元警視正(2)

 7月18日に第一弾を報じたが、反響を呼んでいる。
前回はこの「S探偵事務所」(東京都墨田区)が顧客の妻と組んで、常識的にあり得ない圧倒的に妻側に有利な離婚給付に関する契約公正証書を“偽造”した疑惑について取り上げた。
そんな探偵事務所の顧問に元警視庁警視正が就いていたわけだが、その程度で驚いている場合ではない。
実はこのS探偵事務所、以前から知り合いの元住吉会系幹部の依頼で、元幹部の元仲間の1日の行動パターンなどを尾行し報告していた。それからほどなくその元仲間は失踪。警視庁は殺された可能性もあると見て、いま捜査中という事実も判明した。
その元仲間が失踪したのは昨年1月下旬のこと。介護タクシー会社の40代の社長。昨年1月26日夜、この社長とよく似た男性が、会社近くの台東区東上野の路上で複数の男に白いワンボックスカーに押し込まれる様子が目撃されており、警視庁組織犯罪4課が今も捜査中なのだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧