アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

証拠の2億円受領「念書」入手ーー中央大学名誉評議員の医学部裏口斡旋疑惑

 本紙で今年4月16日、7月24日と2度に渡って報じた中央大学名誉評議員を名乗る人物の大学の医学系学部への裏口入学斡旋疑惑だが、本紙はついに証拠の「念書」(以下に転載)を入手した。
それは、裏口入学を頼んだとされる愛媛県内のS医院の院長に出されたものだ。
すべて手書きで、出したのは、いうまでもなく、中央大学の名誉評議員を名乗るS氏と見られる。
「念書」の内容は、S院長の娘の医学部入学に関して2億円を預かったが、その2億円を責任を持って返済するというものだ。
日付は今年1月。
末尾にはS氏の署名と共に、指紋押捺らしきもの(コピーで写りがいまひとつ不鮮明のため)がある。
S院長側は昭和大学医学部を希望していたが、不合格になったことから返済を求めた結果だが、それにしても、いくら医学部裏口といっても2億円もの額とは驚きだし、いくら不合格になったからといってもそんな証拠の「念書」を書くものか!?
常識的には、あり得ない話だ。
(冒頭写真=「産経」8月25日一面記事。このように、いまも大学、それも医学部とくればなおさら、裏口入学斡旋はかなりあるようなのだ)

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧