「A.Cホールディングス」(1783。JQ。東京都港区)は昨日、1億3400万円余りの第3者割当増資に加え、すべて行使されれば22億7800万円になる新株予約権を発行するとIRした。
割当先は「アクセスアジア」(大阪市中央区)と「Sunny Idea International Limited」(香港)。
共に聞き慣れない会社かも知れないが、アクセスアジアの方は今年7月まで「T.H.Kホールディングス」といっていたと聞けばおわかりだろう。そう、仕手筋として知られたワシントングループの河野博晶氏の会社だった。しかし、昨年末に代表が入れ替わった時点で株式は中国人側に売却され、外から見てこそ以前と変わらないが、すでにA.Cホールディングスの筆頭株主(22・52%)は中国人側に交代。Sunny分と併せれば、実にA.Cホールディングス株の約60%を中国マネーで握ることになる。