アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

悪徳リフォーム会社人脈が「エスポア」の経営に参入

本紙は「宝田陽平の兜町アンダーワールド」という連載の6月5日掲載記事(486回目)において、過去、問題だとして行政処分を受けた悪徳リフォーム会社人脈が、不動産関連の「エスポア」(旧「ゲオエステート」。3260。セントレックス)の経営に一挙に参入することになったことから大丈夫か、と疑問を呈する記事を載せた。この後、新たな情報が入ったので追加報道する。
まず、行政処分を受けた問題会社は前回述べた「マツエイ」だけではなかった。


マツエイが神奈川県と東京都から業務改善命令を受け、実名公表されたのは06年9月のことだったが、そのわずか3カ月後、今度は「アクアリフォーム」(横浜市。清算)が東京都から受けた。
同社はユニットバス、システムキッチン、浴室・台所などの水周り関連リフォーム工事業者。手口はマツエイ同様、「マンション全体の水周り検査をしている」「このマンションの工事を請け負っている」などとウソをついて上がり込むや、「火事になる危険性がある」、「水漏れすると下の階の人に迷惑がかかる」などと不安を煽り工事を強要するもの。また被害者が高齢者というのも同様。ただ、平均契約金額は約110万円と、マツエイの2倍以上だった。
02年から消費者相談が寄せられ、行政処分を受ける直前の半年間だけで約1億3000万円売り上げていたという。

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