アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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上場企業時代の犯罪強要ストレスから暴走!? 懲役22年判決「スパイダーマン」の消された“過去”

 今年2月27日、水戸地裁土浦支部で、茨城県つくば市内のマンションなどに住む一人暮らしの女性を狙って性的暴行など10件余りを繰り返していたとして、強姦や強盗強姦、強姦未遂などに問われた高木雄一被告(41)の判決公判があり、裁判長は「被害者の人権を無視した卑劣で悪質な犯行」として、懲役22年を言い渡した(検察の求刑は25年)。
高木被告は深夜、外壁の雨どいやエアコンの室外機などを伝ってよじ登り、アパートやマンションのベランダから鍵のかかっていない部屋に侵入するというその手口から、捜査員の間で「スパイダーマン」(冒頭写真。あくまでイメージです)と呼ばれ、マスコミもそう報じていたので、ご記憶の読者もいるのではないだろうか。
もちろん、この手の犯行は卑劣極まりないものだし、例えどんな理由があれ、免罪される内容でもない。
とはいえ、高木被告のこの犯行、そもそもはストレス解消から始まり、それが次第にエスカレートしていったのだとすれば、事実は事実として明らかにされなければおかしいだろうーー。

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