アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ポスト「バンキシャ!」誤報問題――石原真理子「自叙伝書いてない」放送に、出版社がフジテレビに謝罪要求

 去る8月24日に放送されたバラエティ番組の「SMAP×SMAP」(冒頭左写真=番組ロゴ。フジテレビ系)のトークコーナーで、石原真理子(現在は真理に改名)が、「自叙伝を書いていない」旨の発言をそのまま報じたことに対し、出版社側が激怒、フジテレビ側に謝罪を要求していることが、関係者の話などからわかった。
石原は06年12月、自叙伝『ふぞろいな秘密』(同右写真。発行・双葉社)を出版した。ところが、同番組で石原は、進行を務めるSMAP全メンバー側のなぜ、あの“暴露本”(13名の有名人男性との交際を明かしている)を出したのかとの問いに対し、「自分は書いていない」、「実名が書かれており、原稿の修正を依頼したが、時間がないといわれ、そのまま出されてしまった」旨の返事をしていた。
この石原の発言通りなら、中堅出版社「双葉社」(東京都新宿区)はとんでもない行為をしたことになり、社会的信用に関わることだ。
それに同番組は生報道ではないから、フジテレビはこの石原発言を流す以上、双葉社に対し真偽を確認するのは当然のことだ。ところが、何ら確認せず、そのまま「虚偽内容」を報じたとして、双葉社はカンカンだ。
「奇しくも同じ日、日本テレビが、例の『バンキシャ!』誤報問題の検証番組を流した。この問題も、告発者の言い分が本当かどうか、当事者に確認さえすれば虚偽だとわかったはず。これは、フジテレビ版『バンキシャ!』問題。なぜ、こんなことになったのか、徹底して追及します!」(双葉社関係者)

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