『週刊文春』は12月8日号にて、谷垣禎一財務大臣がすでに代議士だった1988年4月、日中民間人会議の一員として訪中したある晩、ホテルの自室にウエイトレスを招き、中国公安部の担当者に2人だけのところを踏み込まれて尋問を受けたとし、その過去をすっぱ抜いた。
これに対し、谷垣大臣は「まったくの事実無根。名誉を著しく傷つけられた」として、発行元の文藝春秋社と発行人、編集人等に対し、12月12日、謝罪広告掲載と2200万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
いわゆる中国人美人局疑惑だが、過去を振り返れば橋本龍太郎元首相についてはよく知られている。
だが、本紙は他にもまだ明らかにされていない、それも大臣経験もあるかなりの大物政治家の疑惑を掴んでいる。