アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「昭和ゴム」“乗っ取り”メンバーらに、仕手材料にされた「オートウェーブ」

 まさに絵に描いたような展開だった。
本紙は今年9月14日、「材料もなく株価急騰の理由」とのタイトルで、ジャスダック上場のカー用品店「オートウェーブ」(千葉市)の株価について解説している。
東証2部「昭和ゴム」(今年6月より「昭和ホールディングス」。千葉県柏市)にも登場するファンドの顧問弁護士と元大蔵官僚が、裏で株価を上げており、その材料として、10月の臨時株主総会で大量の増資の件が議案に上がると吹聴しているとの観測記事だった。
予測は的中。
本紙記事から4日後、オートウェーブは指摘の顧問弁護士、元大蔵官僚らを割当先にする大量(発行総数の162%)かつ有利(割引率82%)な、新株予約権もすべて行使されれば総額10億5000万円分の第3者割当増資と新株予約権を発行すると発表した。
(冒頭写真=オートウェーブの株価チャート図)

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