アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<書籍紹介>『我思うゆえに我ありーー死刑囚・山地悠紀夫の二度の殺人』(小川善照。小学館)

 2000年7月、まだ16歳の時、自分の母親を金属バッドで殴り殺す。そして05年、22歳の時、何の関係もない19歳と27歳の姉妹が住むマンションの部屋に侵入し、2人を刺殺した上、放火した山地悠紀夫ーーこの2度の殺人により、山地は25歳にして死刑台の露と消えた。
本書は、『週刊ポスト』の専属記者としてたまたまこの両事件の取材を担当した著者が関心を抱き、その後、個人的に追加取材を続け、公判でも決して明かされなかった、この2つの凶悪殺人事件を結ぶ“動機”に迫ったノンフィクション作品。
その動機とは、山地がたった1度体験した恋に関係していたーー。

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