アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

本紙指摘通り、旧「秀吉ビル」巡る脱税事件で、稲川会系直系組長逮捕

 本日午前11時ごろ、東京地検特捜部は、東京・銀座の旧「秀吉ビル」(=冒頭左写真。右写真は建て替え後の現在のビル)を巡る脱税容疑で、指定暴力団「稲川会」系組長で、不動産会社「湊開発」(東京都港区)のオーナーである中村富夫(本名・張富夫。60)と、湊開発社長を逮捕した。
湊開発の05年12月期の収入約27億円を隠し、法人税約8億円を免れていた模様。
本紙は昨年10月、東京地検特捜部が東京国税局と合同で中村組長の関係先などを強制捜索した事実を掴み、唯一、記事にしていた。その際、N氏としていたのが中村組長のことだ(当初、“フロント”としていたが、その後、訂正)。
それにしても、いまごろになって、なぜ逮捕なのか? 東京地検特捜部の本当の狙いは別のところにあるとの見方もあり、今後の捜査の行方が注目される。
ところで、本紙が第一報を報じてほどなく、本紙の元には中村組長の関係者から脅しとも思える電話が入っていた。


「確かにガサをかけられたが、その際、押収された3億円(5億円だったかも知れない)は戻って来た。戻って来たという事は、脱税容疑はないと地検が認めたと言うこと」ーーこういう主張をした上で、「中村さんはヤクザだが、暴力は使わない。訴訟を起こし、とことん追及する」旨告げ、暗に記事の削除を求めて来たのだった。
これに対し、本紙は確かな情報だとして取り合わなかった。
この間、大手マスコミは一切記事にしていないが、取材クルーが、中村組長の事務所前にいたところ脅され、組員が脅迫容疑で逮捕されたこともあった。
ついでに報告しておくと、本紙が関連で取り上げていた中村組長個人との別件訴訟は、その後、原告側が控訴せず、中村組長側の勝訴が確定している。ただし、関係者が新たに中村組長を相手取り、この件で訴訟を起こすことを検討している。

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