アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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急増する「余命保険金」詐欺の手口

「余命保険」をご存知だろうか、
保険金は一般には被保険者が死亡した後に支払われるわけだが、末期がんなどで「余命6カ月」以内と診断されれば、死亡時保険金の一部または全部が支払われる保険をいう。
「リビング・ニーズ特約」というのもその一種。
この保険が、外資系生保にとってわが国に上陸した際には「死の商人」との批判が相当出たが、07年には住友生命が「余命半年」に拘らず、「がんで治療の見込みなし」の診断でも3000万円を上限に死亡保険金を前払いする保険を出すなど、いまやこの手の保険は特殊なものではなくなっている。
そして、それほど普及するば、当然ながら、この保険を悪用した保険金詐欺も横行するようになる。
ある生命保険会社幹部によれば、驚くなかれ、この「余命保険」支払い申請の実に

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