アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙に逮捕前、釈明ーーついに逮捕された「SFCG」大島健伸元会長ら

警視庁捜査2課は本日、破産手続き中の商工ローン大手「SFCG」(東京都中央区)の元会長・大島健伸(62。冒頭写真)、長男で系列のジャスダック上場「MAGねっとホールディングス」(東京都港区)社長・嘉仁ら4容疑者を逮捕した。
容疑は、SFCGが民事再生法の適用を申請する直前、親族会社「白虎」(大阪府箕面市)にSFCGの貸付債権を違法に譲渡したり、その違法性を隠すために譲渡契約日を虚偽記載するなどし、SFCGと債権者に損害を与えた民事再生法違反(詐欺再生)と会社法違反(特別背任)。
 ちなみに、本紙はこの「白虎」の存在と、その債権譲渡疑惑につき、すでに昨年3月時点で報じていた。同社はSFCGが民再申請するわずか2週間ほど前に10万円で合同会社として設立され、代表の星野英男氏は大島元会長の義弟。その星野氏は当時、同住所(東京都台東区上野3丁目=横写真はその入居ビル)にあった親族企業「IOMA REAL ESTATE」の代表でもあるが、同じく民再申請前、大島元会長の渋谷区松濤の豪邸に同社が巨額抵当権を付けたり、やはりSFCGの債権が譲渡されるなどしている。
ところで、大島元会長は本紙に人を介して接触して来、本紙・山岡は昨年6月1日、

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