本紙では2度に渡り報じている、「ウェッジホールディングス」(2388。JQ)の子会社で、タイに上場しているオートバイのローン販売会社「グループリース(GL)」(バンコク)の元CEO(10月16日辞任)でもある此下益司氏(冒頭写真)がタイ証券取引所から偽計及び不正行為の可能性を指摘され、現在、捜査を受けている件の続編だ。
同じく、此下氏が率いる「A.P.F.グループ」の傘下にある「昭和ホールディングス」(5103。東証2部)、さらにGLに投資している「Jトラスト」(8508。東証2部)の株価も、この事態を受け大幅に下落する(横写真)なか、これを打開すべく、GLに対し投資の全額の返還と保全を求めているとのIRを、Jトラストは11月30日に出している。