既報の講演会内容同様、本当に本紙スクープの安倍首相重大疑惑を拡散してくれたことには感謝しているが、事実誤認は事実誤認として、この疑惑ははるかに重大で、本質的には安倍首相が即、首相も代議士も辞任もの、「モリカケ問題」と違って安倍首相を直撃するものであることを伝えるべく、そのための記事の第一弾を書いた会員制総合月刊誌『ベルダ』10月号(発行・ベストブック)が出た。
本稿では、“ケチって火炎瓶”に加え、国会における山本太郎参議院議員の質問に関しても、事実誤認ではないが、親安倍派に反論の機会を与えることになった“言葉足らず”の部分があったことをあえて指摘しておいた。
もちろん、山本議員には、質問していただいたことに、言葉では言い表せないほど深く感謝している。
しかし、正確に事実を伝えるのがジャーナリスト、またこの疑惑を提起した当事者である本紙・山岡の使命と考えているし、スキを作り相手に反撃の機会を与え、結果的に、この疑惑自体の信憑性まで疑われてしまっては元も子もないからだ。
“言葉足らず”というのは、小山佐市被告(当時)の安倍首相宅放火未遂事件の判決文(一審)が、恰も、安倍事務所側が小山氏に選挙妨害を依頼し、かつ妨害工作がなされたのは事実と認めていると発言したこと。
選挙妨害を認めていると断言したジャーナリストもいたが、自分にとって不都合なことには目をつむるようではジャーナリスト失格だ。
ただし同判決文は、99年4月の下関市長選挙を巡り、小山氏と安倍事務所側がトラブルになっていたことは認めている(それも具体的な内容にも言及)。
一方、同じくツイッターなどで拡散された、本紙・山岡の階段での転落事故が、指摘した安倍重大疑惑と関わりがあると断定するかのように報じられていることについても、山岡の見解を述べておいた。
3P記事で、以下に2、3P目も転載している。
発売されたばかりの有料月刊誌故、すべて無料公開できないことはお許し願いたい。