アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ホリエモンの海外隠し口座人脈を追うと、フジサンケイグループ幹部まで……

●愛人のためのマンションを格安で斡旋してもらう

ホリエモンの海外隠し口座を知る立場にあったとして、東京地検も注目しているA氏の人脈を追っていると、意外な人物が現れた。フジテレビの次期社長をも窺おうかというフジサンケイグループ某幹部が、A氏とタッグを組んでいる人物と癒着していたのだ。
この人物、ライブドアの榎本大輔元副社長が最高戦略顧問に就いているマザーズ上場企業「アイ・シー・エフ」のかつて大株主だった会社社長と親交がある。
それなりの会社社長だが、実は関西広域暴力団とも懇意な上、前科もある。
ある三菱系企業がオランダ(アムステルダム)に子会社を設立していたところ(現在は解散)、そこの担当部長と組んで子会社のカネを業務上横領したとして、2人とも逮捕され、有罪判決を受けている。その子会社の貸倒引当金は約33億円にも上った。
ところが、何を思ったのか、この人物とフジサンケイグループ幹部は懇意となり、関係者によれば、愛人のために特別に安くマンションを斡旋してもらっているというのだ。
しかも、問題の人物はフジサンケイグループとは何の関係もないのに、あるグループ主要企業の「参与」の肩書きがついた名刺まで刷って使っているというからとんでもない話ではないか。

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