鳥取県警が12月11日、貴ノ岩に対する暴行の件で、その責任を取って引退した元横綱・日馬富士を、傷害容疑で鳥取地検に書類送検、しかも起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたと見られるのは大手マスコミ既報の通り。
こうしたなか、11月30日の日本相撲協会の理事会で、貴ノ岩の師匠・貴乃花親方が、「警察の捜査後なら協力してもらえるか」に対し、「はい」と答えたとされることから、協会側の貴ノ岩に対する聴取がようやく実現するか関心が寄せられているが、未だ貴ノ岩は所在不明だし、貴乃花親方も協力する様子はない。また日馬富士と示談に応じないし、協会が要請する貴ノ岩の診断書も提出されていない。
これほど貴乃花親方が頑ななのは、横綱・白鵬をトップとするモンゴル勢と、相撲協会の在り方に「相撲道」の見地から憤っており、それを是正するためには自分は相撲界を追放されてもいいぐらいの覚悟があるためとも見られている。
そんななか、この白鵬、協会に関して、事実とすれば何とも大問題の情報が流れている。
本紙ではこれまで貴乃花支持者の声を2度に渡り取り上げているが、今回の情報、未確認ながら、しかしその出処などから決していい加減なものではないし、問題提起する意味もあると思うので、3度目はあえてこの情報を取り上げることにした。