この2月からの急落、特に新興市場の急落は酷い。(冒頭写真=マザーズ指数)
これまでもバブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマン・ショックと歴史的暴落の度にそれまでのスター投資家が消えて新たなスター投資家が現れてきた。ずっと生き残っているスター投資家は、超レアだ。というより目立つのを極端に嫌がる。
新興市場は上げ下げしながらもまだまだ下がるだろう。そしてアベノミクス以降出てきた投資家の多くが消えていく運命にある。
先週は所見各社、追証(信用取引の担保不足)が急増したが、2月との違いは、新興市場に偏った投資家の追証であって一般的な投資家にはほとんど影響がなかったという点だ。
これは新興市場バブル崩壊の前夜とみていい。そして新興市場バブル崩壊で影響を受けるのは低位ボロ仕手株軍団であろう。IR、増資を組み合わせて株価上昇を企てるがチョウチンもつかなくなって追い込まれている。
そこでセミナーで人を集めて銘柄を推奨する作戦に出ている。そんなセミナーの1つが、今週22日に茅場町で開かれるみたいだ。