アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

大物仕手筋逮捕に執念を見せる大阪地検特捜部

東京では一部新聞、それも小さな扱いだったが、10月26日夕刊において、大阪ではかなり大きく報道されたのが東証一部の測量機器メーカー「ソキア」(本社・神奈川県厚木市)の株を巡る証券取引法違反(相場操縦)で逮捕者が出た件だった。 逮捕されたのは、投資コンサルティング会社「バーテックスリンクインベストメンツ」(本社・東京都港区)の役員・倉橋正治容疑者。逮捕したのは証券取引等監視委員会と合同した大阪地検特捜部だった。 既報道によれば、倉橋容疑者は02年4?5月にかけ、仮装売買などの手口でソキア株の取引が盛んに行われているように見せかけ、株価をつり上げて売り抜け、不正に約9000万円を儲けた容疑。 それにしても、倉橋容疑者が役員を務める会社も、ソキア本社も関東なのに、なぜ、大阪地検特捜部なのか。 「大阪地検が狙っている本丸は、関西が地盤の大物仕手のN氏です。倉橋もNの使いっ走りのようなことをしていた。N氏に比べたら小者も小者。いま、仕手化している南野建設の引き受け手の背後にもこの倉橋、それにN氏が絡んでいる」(事情通)…

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