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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(339)中国人勢力についに乗っ取られた!? 「サハダイヤモンド」

「サハダイヤモンド」(コード9898)といえば、ロシア産ダイヤモンドの製造・販売のジャスダック上場企業。
しかしながら、このところずっと赤字続きで、株価は一ケタ台ということもめずらしくなく、増資もままならず運転資金ショートの懸念を会社自身も口にする有様。 その一方で、めぼしい材料もないのに株価がしばしば急騰し、仕手銘柄といってもいい。要するに、まさに“危ない上場企業”の典型といっていい。
そのサハダイヤモンドの社長に、04年10月以来(「同時期、大株主なった「サハ資源開発事業団」を背景に)就いていた今野康裕氏(冒頭写真)が退任、代わって、姜杰副社長が社長に就任するとの同社IRが載ったのは4月27日のことだった。
正式には6月28日の株主総会とその後の取締役会で決まるが、なぜ、わざわざ5月のゴールウィーク直前のこの時期に、と訝しがったのは本紙だけではないだろう。
 昨年10月、サハはすべて行使されれば約22億円になる新株予約権を発行。引き受けたのは厳健軍氏という上海在住の中国人で、直ちにすべて行使され19%以上の筆頭株主に。姜杰氏はオーストラリア国籍ながら、上海の学校を出、上海で宝石販売をやっているとされる。中国でのダイヤモンド販売に活路を見出したいサハはすでに昨年6月、姜杰氏を社外取締役に呼んでいた。そして、厳健軍氏を後ろ盾に、姜杰氏は昨年12月に副社長に就任。そして今回、社長就任の発表となったわけだ。
それにしても通常、社長が代わるとしても、サハがダイヤモンド卸から小売りにシフトすると同時に社長に就任、約8年も指揮して来た今野氏、普通なら会長などそれなりのポストが用意されるところだが、4月27日の発表では今野氏の役職は未定とのこと。また、この姜杰氏社長就任のIRは、日本語と中国語が併記されるという変った形式(上写真)。
こうしたことから、仕手筋を始めとする兜町関係者の間では、「今野サンはお役ご免。中国人に実質、“乗っ取られた”ということ」との見方が専らだ。

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