アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<新連載コラム>「ロビン・グットの『ためいきジャパン』」第7回  シャープにみる「企業の徳」

2、3年前までは超優良企業と言われた「シャープ」が、ここにきて没落せんとしており、台湾企業の鴻海(ホンハイ)精密工業に支援を仰いでいる。
シャープが鴻海と資本提携すると発表した当初は対等な関係に見えたが、その後の推移を見ると、「どんなかたちであれ、鴻海側との資本提携がうまくいかないとシャープの先行きは厳しい」(某経済アナリスト)という状況にまで追い込まれている。日本国内では誰もシャープの救済に手をあげないため、シャープの頼み綱は鴻海しかない(政府主導の銀行救済説もあるにはあるが)、ということである。
本来なら、世界最先端の液晶技術、太陽発電技術を有している企業であるからして、日本国内から資本提携の声が上がってもよさそうなものだが…あのボンクラ経営者の無茶苦茶な経営をして窮地に追いこまれた「オリンパス」ですら、テルモやソニー、富士フイルムが支援に名乗りをあげているのに。シャープの社内に支援をためらわせる何かの悪材・要因でもあるのか、それとも、シャープの技術が評価されないからかははっきりしないが、創立百年の名門?企業としては、さびしい限りである。
シャープの現状に接して、約一か月前、シャープの下請けをしていた某中小企業のO社長と交した言葉を思い出した。O社長は、「うちは以前、シャープさんのビデオに組み込まれる部品やステンレス枠の下請をしていましたが、本音をいえば、あそことは取引したくないですね。

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