アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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モックの不透明な大幅下方修正発表

マザーズ上場の「モック」(東京都中央区。山田信房社長=写真)といえば、本紙でも既報のように、暴力団との関係も噂される生田澄子氏が大株主になり、長期保有を宣言しながら今年3月には早々に売却したと思えば、今年5月には、金融子会社が、堤誠氏という当局も上場廃止になった「アドテックス」株の詐欺容疑関連などで注目する人物が拘わる投資事業組合に3億円も融資するなど、怪しい勢力の関与が絶えない“危ない上場企業”。  そのモックがまた怪しげな動きをやってくれた。  まだ自社HPでは発表されていないが、先週の8月3日(金)のそれも午後10時10分になって、東証の適時開示情報に大幅な下方修正を発表したのだ。  それによれば、今年6月期の売上高は連結で11億1500万円(6・5%)減るという。モック本体だけなら6億4300万円減で、これは10・4%もの減となる。  もちろん、それだけ売上げ予想が減れば経常利益、純利益ともマイナスとなるわけで、純利益(連結)は当初1億2000万円の黒字予想だったところ一転、約4億円の赤字に転落している。  それにしても、なぜ、わざわざ週末のそれも夜半の発表なのか。  かなりの粉飾をしているとの噂も出ており、こうなると7月24日に発表された大証2部「シンワオックス」(大阪市)との業務・資本提携と第3者割当増資及び新株予約権引受も、ますます株価上昇のための材料に過ぎないのでは、との疑問の度を増すというものだ。何しろ、相手も連続赤字で、共に「継続企業の前提に疑義」の注記がつくのだから。  この引受額、発表のようにすべて引受ければモックはシンワオックスの実に60%近い株式を握る筆頭株主になるわけだが、その総額は実に40億円。しかも第3者割当分の半分はこの8月が払い込み期日。  そもそも、こんな資金をモックのような“危ない会社”に捻出する余裕があるとは思えないが、今回の下方修正で同社株価が下がるのは必至で、なおさら資金調達に窮するはず。  また、前回の生田氏以上に怪しげな相手への第3者割当などの“錬金術”を繰り出して来るのか、要注意だ。…

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