アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<*新連載* 渡辺正次郎の芸能界を斬る!>第4回「 “ハンカチ王子”の人気は、ジャニーズタレントへの反動!!」

 筆者・渡辺正次郎(作家・政治ジャーナリスト)。音楽専門誌の編集長の傍ら、藤圭子など多くの歌手を発掘。その後、政界に転身。二・二六事件の時に岡田啓介首相を救出、また、わが国の戦争終結に尽力した故・迫水久常参議院議員の秘書などを務める。現在は作家・政治ジャーナリストとして執筆の傍ら、政治家のブレーン、選挙参謀として活躍中。『この国の恥ずかしい人々』、『田中角栄の遺したもの』、『こんな政治家は辞職せよ!』(以上、日本文芸社)など著書多数。  近来になく大学野球開幕が待たれる。この原動力が“ハンカチ王子“こと、今春、早稲田大学に入学した斎藤祐樹くん(写真)なのは間違いない。  昨年夏の甲子園での活躍は日本中を沸かせ、マウンド上で青いハンカチで汗を押さえる姿に女性は嬌声を上げ殺到した。あれから8ヶ月。その人気に衰えは見られず、逆にますます上昇している。  それは祐樹クンの持つ、育ちの良さから生まれた品の良さと謙虚さが母性本能を掻き立てるからだろう。世の男性も祐樹くんに好感を持つ者が多い。これはテレビというテレビを朝から深夜までジャックし続ける、育ちが悪そうで品も教養もなく、知性もない、ジャニーズテレント(失礼、私のパソコンはテレントとしか表示されないのでご容赦を)への反動ではないだろうか。  私は芸能界にも身を置いた関係でジャニーズ事務所出身の何人かを知っているが、ジャニーズ事務所のテレントたちは高校もろくに行かない連中ばかり(勉強が嫌いで、中学生の時から事務所入りする)。台本を渡されると本人に手渡す前に、マネージャーがすべての漢字に振り仮名を付けるのが仕事だったようだ。  腹を抱える事実を書こう。今ではジャニーズ事務所のトップクラスのテレントがあるラジオ局に出演した時、手渡された台本に“色鉛筆”という漢字があった。ディレクターも共演者も、彼は漢字を読めないことを知っていたから、色鉛筆の“鉛筆”部分には振り仮名を付けた。ところがそのテレントがいきなり台本を床に叩きつけ怒って帰ってしまい大騒ぎになったのだ。が、腹を抱えて笑えるのは、色鉛筆の“色”が読めずに怒り出したというのだから聴いて呆れる。誰だって“鉛筆”は読めなくても“色”は読めるだろうと考える(チンギス・ハーンを描いた映画『蒼き狼』の主役・反町某も元ジャニーズ事務所で、ジャニー喜多川の性癖を嫌い飛び出し、いまや主役級だがまったく漢字が読めない)。  ところが、そんなテレントが昨年、松竹映画の山田洋次監督の『武士の一分』に武士とは思えない締まらない口元をして出演していた。  テレビ・ワイドショーやスポーツ新聞の芸能面はヒットしたとおべんちゃらを並べるが、ヒットしていないのは事実。ヒットしていない映画を、ヒットしたと報道するのにはある理由がある。  本論と少し逸れるが、松竹では『寅さん』シリーズで実績がある山田洋次監督は、あの風貌で天皇と畏れられている存在。洋次監督の映画がヒットしていないなどと書かれると、彼の逆鱗に触れて左遷されることを恐れ、売り上げを操作してまで売れていない事実を隠蔽(読者の要望が多ければ、松竹はどのように売り上げ操作するかを書こう)して、御用記者に「ヒット」、「大ヒット」と書かせる暗黙の約束があるのだ。  話を戻そう。その漢字がまったく読めぬ口半開きテレントが数年前、テレビ東京の正月看板番組12時間ドラマで織田信長を演じた。もちろん主役。撮影が始まる寸前、偶然、番組プロデューサーと地下鉄で出会った。 「ご無沙汰です」 「今度の12時間はなに?」 と、私は尋ねた。 「織田信長です」 「信長は誰?」 「木村拓哉です」 「エッ、君ねぇ、口半開きにした信長なんているか?」 「ウフ・・・相変わらずきついことを」  プロデューサーは苦笑いして、これ以上いると何を言われるかと、そそくさと電車を降りたことがあった。  面白いのはジャニーズ事務所のテレントで、中学の同窓会に出席したという話を聞いたことが無いことだ。勉強嫌いで小・中学不登校状態が殆どで、事務所が裏口で形だけ入学させる高校は、芸能人をすべて受け入れ、授業に出席しなくても卒業証書を出す堀越高校では、普通の高校生のように勉強はしないのだから漢字が読めなくて当然だろう。  それでも彼らは監督やプロデューサー、テレビ局幹部には媚びるテクニックは身に付ける。これは社長のジャニー喜多川に肉体を提供しないとデビューできないことから、自然発生的に身に付けるようだ。  確かな文献によれば、日本国誕生時から男に肉体を売る少年たちの存在はあったようだ。女人禁制の仏門の僧職のセックスの対象は、当然、弟子や寺小姓。それは武士の世界にも流行し、室町時代の足利義満と能楽師・世阿弥、織田信長と小姓・森蘭丸の関係は多くの人の知るところ(読者は知らなかったかな)。また、江戸時代の大名たちのことごとくは、何人もの小姓をセックス相手に召抱え、妻(奥方)は世継ぎを産む道具、柳沢大臣風に言うなら「子を産む機械」だった。  江戸の野郎歌舞伎の役者たちは舞台で芝居を見せ、夜は男に身体を売り、役者になれない美少年たちが肉体を売る「陰間茶屋」というのも大流行していた。そうして江戸歌舞伎でスターとなり、そこから現代まで続く名を残した歌舞伎役者も誕生しているのだから、いけないわけではない。  が、私が心配するのは彼らも結婚し子供も生まれる。その子が小学生になって、「お父さん。この字なんて読むの?」と尋ねられた時、どう答えるのだろう。  ハンカチ王子・斉藤祐樹くんは、プロ野球からの誘いを断り大学進学を選んでいる。ここにジャニーズテレントとの育ちの大きな差がある。中卒のままテレビで作られた人気は、事務所の力があっても長く続くものではないが、教養のない彼らはその判断力を身に付けることもなく大人になっていく。人気はあっても品も教養も身につかず、知性を感じさせないテレントにしかなれない。斉藤祐樹くん、ガンバレ!!  追記。ジャニーズ事務所の社長のジャニー喜多川が、小・中学生の男児を性的虐待していると『週刊文春』に連続特集され、ジャニーズ事務所は告訴。が、裁判で敗訴。ジャニー喜多川もメリー喜多川も良く知る筆者が、読者の切望があれば書こう。…

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