アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>本紙追及の大牟田「社員3人が自殺」、大手マスコミでもようやく報道に

4月10日、福岡県警が指定暴力団「浪川会」(福岡県大牟田市)の岡野勝英容疑者を強要容疑で逮捕、同日、浪川会本部事務所を捜索するに及び、大手マスコミは初めて岡野容疑者と同容疑で逮捕された中嶋全克容疑者を実名報道した。それと共に、中嶋容疑者の「社員3人が自殺」していると報じた。(写真は「テレビ西日本」ニュースより)
本紙では片山さつき大臣の「100万円国税口利き疑惑」絡み、さらに中嶋容疑者は外国人技能実習生の利権にも関わっていたこともあり関心を持ち、すでに昨年11月から「社員3人が自殺」の件を追及。中嶋容疑者は浪川会と懇意なことも把握し、実名報道していた。

 その中嶋容疑者は1月29日に逮捕されたのだから、その時点で大手マスコミは報じてもいいと思うのだが、今回、中嶋容疑者は4度目の逮捕になるわけだが、実名報道はむろん、匿名でもこの間、報じたのはごく例外だった。
また、こちらは被害者を抑えているので独自情報、今回の4度目の逮捕でも押印を強要した「預かり証」を転載するなどしているが、大手マスコミは警察が広報した情報以外にない。
「中嶋のネタを、浪川会壊滅作戦に利用する。こちらがOkというまでは書くな。書いたら出入り禁止」ということで報じられなかったのだろうが、記者クラブの弊害がいわれて久しい。本当にそんなことでいいのだろうか。

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