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「浪川会」にガサもーー「社員3人が自殺」大牟田市の実質経営者、強要で4度目逮捕

わずか半年ほどの間に「社員3人が自殺」(おまけに片山さつき大臣スキャンダル絡みでも)、さらには地元の指定暴力団「浪川会」(福岡県大牟田市)の壊滅作戦の一環とも見られることなどから、本紙でウォッチし続けている元暴力団組長で、「MRコーポレーション」(福岡県大牟田市)の実質的経営者、中嶋全克被告(冒頭写真。44)が本日午前10時過ぎ、福岡県警大牟田署に4度目の逮捕をされた。
本紙既報のように4月3日、中嶋容疑者は3度目の逮捕(犯人隠避)容疑で起訴され、起訴勾留になっているなかでのことだった。
今回の4度目の逮捕容疑は強要。
3度目の犯人隠避の相手である、地元の指定暴力団「浪川会」の組員・岡野勝英容疑者(44。4月3日、同容疑で逮捕)と共謀し、昨年5月10日ごろ、大牟田市内の病院内で、M氏を脅迫して同人を畏怖させ、同人に義務のない5000万円の預り証に自社のゴム印、印鑑を押印させた(以下にその預り証を転載)容疑。
本日午後2時ころ、福岡県警は浪川会本部の家宅捜索も行ったという。
それにしても、なぜ病院においてなのか?

 実はこの病院には当時、浪川会の前身、「九州誠道会」の会長だった村神長二郎氏(故人)が入院していた。
中嶋容疑者がこの村上氏の実子分だった関係で、村上氏のやっていた闇金業の取立てをしていたことは本紙既報の通り。
関係者が証言する。
「前日、中嶋からM氏に病院に行くようにメールがあり、M氏が出向くと、控え室で今回容疑の強要をした。中嶋の指示で、別の被害者K氏は村上氏の資金2億5000万円をN銀行大牟田支店の貸し金庫に預け、そのうちの5000万円につきそのK氏とM氏が連帯して借り手としての預り証に押印させられたわけ。K氏は被害者といっても内2500万円は借りたそうだが、M氏は1銭ももらえないまま5000万円の債務者にさせられた。
押印後、M氏も入院中の村神氏の病室に行かされ挨拶させられています。中嶋に加え、そりゃあ、恐怖を感じて当然でしょう」
さらに、こんな興味深い事実もある。
M氏が中嶋容疑者から前日メールを受けた際、自殺したことになっている中嶋容疑者のところの3名の社員のなかの「石坂」氏は死去した直後だった。それにも拘わらず、中嶋容疑者はその石坂氏に「カネを運ばせる」旨、メールし、さらに「数人(石坂氏の)姿を見て体調崩している」旨、石坂氏が死去しているのを知らないかのような“アリバイ工作”とも思える追加メールまでしていた。なぜ、そんな必要があったのだろうか。
なお、前出のK氏も今回の強要の件では被害者と思われるのだが、被害届けを出していない。さらなる中嶋容疑者との重大犯罪で共謀し、弱みを握られているためとの見方もある。

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