アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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田邊勝己弁護士恐喝事件ーー田邊氏証人尋問報告(2)

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 5月30日にあった、被害者とされる田邊勝己弁護士(冒頭写真。「アクロディア」=3823=マーザーズ上場企業の実質オーナーでもある)の証人尋問ーー検察側の尋問については(1)で報告した。この(2)では、被告(中山利彦被告。平成30年刑わ第13号。恐喝、恐喝未遂)代理人弁護士の尋問の内容を紹介する(主要なやり取りを要約)。 ーー代理人弁護士 あなたが代表の「カイロス総合法律事務所」では元法務大臣(保岡興治氏=下右写真)、元大阪高検検事長(逢坂貞夫氏=同左写真)、元警視庁捜査一課長などを顧問、相談役に迎え、そういう刑事事件にも強いブレーンをたいさん抱えている。それで先程(田邊から検察側尋問で)山岡さんの名前が何度も出て来たが、確執があるのなら、告訴をするとか、民事的に訴えるなどしなかったのか。 田邊 以前に提訴した。それで山岡は謝ってきた(*この件は和解し、その条件に記事制限はない。明らかに虚偽証言)。ところが、またやり始めた。私は、何度やっても山岡はやるだろうと。今日のこともまた書かれる。そうやって人間の精神を傷つけていく男なんです。そして、裁判を起こしたりしてもまた同じ目に会う。そういう ことでやっていない。 ーー(元稲川会組員の)石坂とは20数年前に知り合い、弁護をしたこともあるのか。 田邊 彼が若いころにある。だが、暴力団とのつながりは承知していない。 ーー許永中、永本一桂、あるいは暴力団関係の弁護をしたことはあるか。 田邊 ありません。 ーー石坂とかなり長くつきあいながら距離を置こうとして、恨みに思った旨の石坂の調書がある。あなたの事務所に余り出入りしてくれるなとか。。 田邊 事件の起きる前、昨年秋ごろ、そういう趣旨のことをいったことはある。(事務所の前に)車を止めたり、約束しないで来たりするから。 ーー佐藤昇とは、訴訟(VSみずほ銀行)を引き受けたのが初めての出会いとのことだが、どういう経緯で。(横写真=元暴力団組長の野呂周介氏。田邊弁護士は長年、野呂氏の弁護をしていただけでなく、同氏が有罪判決を受けたトランスデジタル事件で捜査対象になり、当時、警視庁組織犯罪対策課により弁護士事務所、自宅も家宅捜査を受けている) 田邊 詐欺被害を受けた人から、同じく詐欺被害を受けた人が複数いるということで。 ーーその報酬はいくらか。 田邊 覚えていない。少額にしてあげた。 ーー佐藤からの着手金あるいは報酬は。 田邊 着手金は受け取ったと思う。 ーー少額とのことだが、いくらか。 田邊 1人15万円ぐらいだと。 ーーそれを受け取って、領収証は出したか。 田邊 事務がやっているので、私はわからない。 ーー佐藤の代理人だけ、判決直前に辞めたのはなぜ。 田邊 私は、この件は半分ボランティアとしてやった。相手は(みずほ銀行という)大企業で、おかしなことなので社会的に警鐘することに重きを置いて。そのなかで、佐藤さんは自分の「週刊報道サイト」で表現は芳しくない、見るに耐えない内容を途中から書くようになった。さらに、うちの弁護士の報告によると法廷での相手方弁護士、裁判官への態度もひじょうに問題と。もう裁判も終結したので辞めたいと。そうでないと、判決が出た瞬間に、また自分たち弁護士の名前も書かれ、それは耐え難いといわれ、佐藤さんにいったところ、「わかりました」と了解を得たので下りた。 ーー佐藤がやっている「週刊報道サイト」やそこが出している新聞(=下の3つの記事写真)で、山岡さんを攻撃する記事を依頼したことはないか。 田邊 ありません。 ーーその関係で、佐藤(横写真)にカネを払ったことはないか。 田邊 ありません。 ーー佐藤に、山岡さんに苦しめられているとして相談したことはないか。 田邊 ありません。ただ、「山岡にケンカを売って、山岡と対決することで、ブラックジャーナリスト1位の山岡を超えるんだ」と佐藤さんはいっていた。それに対し、私はそんなことはやらない方がいいよと。あなたがこの世界に入った当初の正義のジャーナリストとして初心に戻るべきといった。 ーー「週刊報道サイト」に、山岡さんの(誹謗中傷)記事を載せているのはご存じか。 田邊 ちらっとは。余りレベルも、どうかなという内容なので。 ーー石坂が11月15日に事務所を訪ね脅した際、事務所には事務員、他の弁護士もいたのではないか。 田邊 もう5時半過ぎていたので、私の秘書が1、2人いたぐらい、で、後はわからない。 ーー石坂が恐喝内容を言い出した時、その人に警察通報、相談など考えなかったのか。 田邊 その時は考えなかった。 ーーそれはどうして。 田邊 どうしてもいわれても、考えなかった。 ーー石坂から6億円払えと聞いてどう思った。 田邊 払えないし、払う必要もないと。 ーーしかし結局、3億5000万円払うといったが。 田邊 その時のことはいま余り覚えてない。殺されるのかと。うちの子まで。 ーーそこまで恐怖なら、なぜ、その場で助けを求めるとかしなかったのか。 田邊 その前、殺すとという脅迫状が来た時、麹町警察に相談したが(キチンと対応してもらえなかった)。 ーーその11月15日の強迫時、先生は3億5000万円払うといった上、自分から500万円も払うといった(翌日、それも石坂個人口座に振込み)のはなぜか。 田邊 どうしてといわれても、要求されたから。 ーー石坂に先に払えと500万円はいわれたのか。 田邊 うーん。そこは500万円払い、その場を凌いでと。そして、(アクロディアの)株主総会を荒らされないようにと。 ーーその時、石坂からは山岡さんの記事も消すといわれた。どうして、山岡さんの名前が出て来たのか。 「わからない。石坂がいったのは山岡に5000万円、中川(=『東京アウトローズ』の奥村順一。本名・中川一政。59。佐藤から借金までしていた。事務所は東京都足立区江北6丁目27-1-505)にも払うと。それで、あんたの苦悩が取れるんだからいいじゃないかと。 ーーそれで、山岡、中川の記事をカネを払って止められると思ったのか。 田邊 俄に信じられなかった。(横右写真=田邊弁護士が深く関わる、アクロデイアの「渋谷肉横町」) ーーでは、なぜ500万円、3億5000万円の支払いを約束したのか。 田邊 そうしないと殺されると思ったから。 ーー(相談した所轄の麹町署ではなく本庁の)捜査1課から係官が派遣されているが。 検察 異議あり。事件と関係ありません。 ーー11月15日、3億5000万円、500万円の支払いを約束したね。 田邊 はい。 ーーそして、12月20日に3億5000万円受け渡しする約束までしたね。 田邊 はい。 ーーその間に先生は警察に相談。すると、12月20日にカネを取りに来るようになった(その場で現行犯逮捕)のはどうしてなのか。その前に、警察が受け渡しの必要ないといわなかったのか。 田邊 警察はそういう話聞いて、(12月20日に)警戒していた。当然のことと思う。 ーー12月20日、あなたはやって来た石坂らに、(3億5000万円からさらに)負けて欲しいといったね。 田邊 もし、いったとしたら会話のなかでとっさに出たこと。もう、そのころは払う気はなかった。 ーー弁護士としたら、むしろ「もう、あなたにおカネを払う気はない」「(恐喝は)辞めなさい」というべきだったと思うが。 検察 異議。意見ですから。 ーー石坂と示談し、支払ってもらった530万円、石坂は生活に困っていたようだが、どうやって工面したか聞いてないか。 田邊 親戚縁者からかき集めたと。 ーー佐藤(とも示談して)の290万円の内訳は。 田邊 私の代理人弁護士からの説明では(恐喝に問われている)500万円の内100万円は山岡に渡するつもりでいたと。そして、山岡と合議した際に山岡に10万円渡したと。いうことなので、佐藤にいった300万円から10万円差し引いて290万円になると。 ーー藤原被告の代理人は磯野清華弁護士(上右人物写真)だが、先生は磯野と面識があるか。 田邊 あります。 裁判長 12月20日の事件、あなたが指示したことかないか。 田邊 ありません。…

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