アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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報道より遙かに深刻な北朝鮮洪水被害ーー来週の金総書記北京訪問で決裂なら、暴発の可能性も

 去る7月中旬、北朝鮮のほぼ全土を襲った集中豪雨は、既報道より遙かに深刻であるようだ。 「朝鮮中央通信」は死者・行方不明者は数百人、世界食料農業機構(FAO)のアジア責任者は「これによる食料不足は2万?程度」との報道もある。だが、本紙が得た情報によれば「死者は約1万5000人」、「不足食料は350万?」と桁が2つも違う。 そして、「1960年代後半の自然災害で約60万人が餓死したとされるが、今回、洪水被災者は約250万人にも上り、このまま10月後半からの寒さに突入すれば、前回をも上回る餓死者が出ることもあり得る。何しろ石炭、重油、木炭なども例年(約4割)以上の約8割も不足している。そして何より決定的なのは、7月5日のミサイル発射により、今回は中国の支援が未だ一切ない点」と明かす。 そうしたなか、つい最近、中国国内の同胞で組織される「在中国朝鮮人総連合会」が見かね、ようやく支援に動き出したとも打ち明ける。 ミサイル発射による圧力で米国の金融制裁を解こうと思ったら、逆に中国にも見捨てられた。さらに洪水被害が追い打ちをかけ、ますます孤立化を深める北朝鮮。 こうしたなか、この1カ月余り動きの掴めなかった金総書記がついに動き出した。来週、中国北京訪問の方向で中国側と調整をしているという。 「金総書記は胡錦涛国家主席か温家宝首相と会って打開策を探りたいところ。もっとも、現状では中国側が次官級の者との接触は拒否するでしょう。その場合でも、金総書記は北京に行くのか?」 その一方で、実は北朝鮮の核実験準備の動きを懸念した中国側に呼び出されてのこと、との見方も出ている。 いずれにしろ、このまま孤立無援で冬を迎えることになれば最悪の事態も想定されるだけに、北朝鮮がミサイル再発射、さらに有効と考えている核実験のカードを切る可能性も否定できず、金総書記と中国側の動向が注目される。 (写真は本日、国会で北朝鮮は核兵器を保有していると明言した韓国の伊光雄国防相)…

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