アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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経営不振病院買収の背後にあの大阪の激安スーパー、元上場企業社長も

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今年8月、大手マスコミは、大阪市保険所が「西大阪病院」(大阪市西淀川区。132床。冒頭写真)、「真心会病院」(旭区。75床)に立ち入り調査に入ったと報じた。
この2つの病院は別の医療法人が経営しているが、診療が終わるなどした両病院の患者のカルテは大阪市内のとあるビルにまとめて保管されていた。ところが、ビルの所有者がビル内を工事した際、業者がそのカルテが入ったダンボール数百箱を破棄。これは、医師法で規定する5年間保存期間に違反している疑いがあるためだ。
ただし、大手マスコミ報道は保険所が入ったことをただ報じているだけだ。
実は西大阪病院(今年9月、「愛記念病院」に変更)の方は、以前からいわくつきの病院として関西方面の病院ブローカー関係者の間ではかなり有名だった。
すでに経営不振だった約7年前(13年4月段階で同医療法人は約8億円の債務超過)、某ブローカーが「トモニホールディングス」(8600。東証1部)傘下の「徳島銀行」大阪支店長(当時)と結託。京都のクリニック院長を抱き込み、徳島銀行から15億円の不正融資を引き出し同病院を買収したものの、この医療法人(当時は「佑成会」。今年9月、「愛祥会」に変更)理事長に就いたクリニック院長はお飾りに過ぎず、借金塗れになりトラブルになったからだ。5年ほど前のことだ。ブローカーらの狙いは、同病院に生活保護者を送り込み診療報酬詐取など行う“貧困ホスピタル”に衣替えするのが目的だったともいわれる。
一方の真心会病院経営の同名医療法人にしても、長らく債務超過で経営はやはり厳しいことに変わりない。
「違う医療法人がカルテを共同保管していたということは、経営不振の両病院に実質、乗っ取ったオーナーがいるからだろう」(関係者)
上に掲げた写真は、その両病院のカルテを保管していたとされる大阪市旭区新森2丁目のビル。
で、そのビル所有者を調べてみると、何と大阪では激安スーパーとして知られる「スーパー玉出」(本社・西成区)系列不動産会社(以下に、その謄本転載)だったのだ。
そう、グループ年商約450億円。創業者で社長の前田託次氏は、一世を風靡したボクシングの亀田3兄弟のスポンサーをしていたこともある。

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