アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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片山さつき大臣「100万円国税口利き疑惑」に登場する元秘書――顧問先は企業舎弟にして外国人技能実習生搾取疑惑(3)

本紙では昨年11月、『週刊文春』が同年10月にスクープした片山さつき地方創生担当大臣の国税口利き疑惑(冒頭写真=昨年10月25日号記事)に深く関与していた元秘書(税理士)が、何と地元・福岡県大牟田市の企業舎弟(フロント企業)の税務も担当。しかも、その企業舎弟が、当時、国会で審議中だった入管法改正案と深く関わる外国人技能実習生からの搾取までしている疑惑まであったことから、この件も2度に渡り報じた
実質、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案だったが、拡大より前に受け入れ外国人の人権保護をしっかりすべきで、今現在、労働者に転換する外国人実習生が暴力団側の食い者になっていると思われ事例を示すことで一石を投じるためだった。
もっとも、昨年12月8日、改正入管法は成立してしまったのはご存知の通り。
その後、本紙は現地取材を敢行(横写真=福岡県大牟田市のJR「大牟田駅」)。
少なくとも(ア)この外国人実習生受け入れを行っている協同組合は実質、地元の建設会社傘下にあり、その建設会社と指摘のフロント企業は親しい関係にある。(イ)その典型例として、指摘のフロント企業が所有する建物が、外国人技能実習生の宿泊施設として使われていることは間違いないことがわかった。
また、この連載(1)(2)でこの企業舎弟、協同組合、建設会社などをイニシャルで報じたが、やはりこれでは読者にはよくわからない。
そこで、以下、上記(ア)、(イ)の点につき、実名で報じることにした。

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